韓国・文大統領「最後まで全力尽くす」任期あと5カ月 国民に向け“決意”アピール(2022年1月1日)
韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領はSNSを通じ、国民向けに「最後まで全力を尽くす」と新年のあいさつを行いました。
文大統領は残りの任期約5カ月を意識し、国民向けに「今年は新大統領を選ぶ選挙が待っている」と述べ、「最後まで国の将来のため全力を尽くす」と決意を示しました。
現職の大統領が新年のあいさつで次の大統領選挙に触れるのは異例で、後任を決める選挙の重要性を意識したものとみられます。
韓国では去年11月から始めた経済との両立を目指す「ウィズコロナ政策」の失敗で、新型コロナウイルスの感染者や死者が急増しています。
また、文大統領が最優先で取り組んできた「南北融和」も事実上、停滞していて、内政・外交ともに多くの課題を抱えています。
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