モロッコ地震 死者2900人 多くの市民が献血(2023年9月14日)
モロッコの地震による死者は3000人近くに上っています。輸血を必要とする被災者を救おうと多くの市民が献血に訪れています。
マラケシュ中心部にある総合病院には8日の地震発生翌日から、一日平均およそ1200人が献血に訪れています。
地震による負傷者に必要な血液を確保するため、モロッコ政府は献血を呼び掛けていて、この病院での献血者数は地震前の10倍に増えたということす。
献血に訪れた女性：「（待ち時間は）1から2時間程度です。長い時間ではありません。大惨事で苦しむ多くの人を救うために献血できるのはうれしいです」
また、去年のFIFAワールドカップでアフリカ勢初のベスト4進出を果たしたモロッコ代表選手らも献血しました。
12日には国王・モハメド6世もけが人を見舞った後、献血しています。
モロッコの地震による死者はこれまでに2946人、けが人は5674人に上ります。
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