【危険】渋谷スクランブル交差点で“打ち上げ花火”…通行人に向け発射「恐怖感じた」【羽鳥慎一 モーニングショー】 #shorts
14日午後10時ごろ、東京・渋谷のスクランブル交差点の真ん中で、男性が花火を打ち上げた。さらに、通行人に向けて発射し、直撃しそうになる危険な場面も見られた。
■付近にいた人々「音がすごい」「危ないと」
午後10時すぎ、大勢の人が行き交うなか、突然、スクランブル交差点のど真ん中で花火が打ち上げられる。
驚く通行人たちがその場から離れると、現れたのは、打ち上げ花火を手にした男性の姿がありました。
花火は交差点横に建つ高さ42メートルの8階建てのビルよりも高く打ち上がっているのが分かる。
目撃した人:「スクランブル交差点で、破裂音みたいなのが聞こえて、何だろうと振り向いたら、いきなり打ち上げ花火が上がっていて、最初はなんか若者がふざけて、やったのかなと思っていた」
その光景に、付近にいた人々は「とにかく音がすごいのと、花火の火の粉が人の上に降り掛かったりして怖かった」「危ないと思って、その場をすぐ去りました」と恐怖を感じたという。
■頭ギリギリ通過…通行人に向け“花火発射”
信号が赤に変わっても、男性はスクランブル交差点の真ん中に居座り、花火を打ち上げる。
次の瞬間、居合わせた通行人に向かって突然、花火が飛んできた。
花火が飛んできた映像を撮影した人が、その時の心境を語ってくれた。
目撃した人:「この辺にいて、スクランブルの所で叫んでいる人いるなと思って見たら、めっちゃ花火上げていたんで。『えっ?』と思って。ちょっと怖いなと思って見てたら、花火飛んできて。びっくりしました。恐怖は感じました」
男性が下を向いた際、打ち上げ花火の筒が横を向き、通行人に向けて花火が打ち出されるのが分かる。
さらに映像をよく見ると、通行人に向かった花火は、頭ギリギリを通過していて、一歩間違えば大事故につながっていた可能性もあった。
目撃した人:「たまたまちょっと横行っただけで、何とか助かったなって感じでしたけど。普通に直撃してたら、けがしてたかなって思う」
そんなことを気にもせず、男性は花火を打ち上げ続ける。
■世の中に“不満”か「ただ叫びたかった」
花火を打ち終わると、様子を見ていた車が一斉に走り出し、男性のすぐ脇を通過して行く。
しかし、男性はそのまま交差点の真ん中から動かず、今度は右手に持っていた拡声器で何かを叫ぶ様子が見られた。
目撃した人:「世の中に対する不満みたいなことを言ってた」
花火を打ち上げてからおよそ1分後、駆け付けた女性警察官が男性に走り寄る。
しかし、警察官の制止も聞かず、男性は拡声器で叫び続ける。
その1分後、さらに警察官2人が駆け付け、両腕をつかんで取り押さえ、交番へと連れて行った。
目撃した人:「抵抗する感じなく、普通に取り押さえられた」
午後10時、多くの人でにぎわう渋谷スクランブル交差点で起きた危険な行為。
目撃した人:「誰かに当たってもおかしくなかったとは思います」
警察によると、男性は30代。花火を発射した理由について、任意で事情を聴いていて、拡声器を持っていたことについては、「ただ叫びたかった」と話しているという。
幸い、この騒ぎでけが人は出なかった。
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2022年11月15日放送分より)/a>
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