「心の傷はなくならないが…」“性加害”被害訴え続けた「当事者」は(2023年9月7日)
ジャニー喜多川氏による性加害を認めて謝罪したジュリー前社長。この会見を、被害を訴え続けた「当事者」たちはどう見たのでしょうか。
■被害訴え続けた「当事者」は
様々な思いで会見を見ていた当事者たち。訴え続けてきた性加害が7日に初めて認められました。
ジャニーズ性加害問題当事者の会 石丸志門副代表（56）：「繰り返し申し上げて参りました事実認定と謝罪と救済、この3点セットについては認められました。喜ばしく思っております」
ジャニーズ性加害問題当事者の会 平本淳也代表（57）：「求めてきたところの認めて謝る、救済する、補償する。そういった言葉を使って先の特別チームからの提言を受けてというところ、そのまま真っすぐ表現され、そして今後に実行しようとされている。まさに、これからです。今からです。まだ始まってはいません。これからですという言葉を何度も東山さんから聞きました」
ジャニーズ性加害問題当事者の会 長渡康二氏（40）：「先ほどの会見を見させていただきまして思うところはいっぱいあるのですが、救済と対話をしていただけるということで、やはり対話ですね。会話をしてからすべては始まるのかなと」
■「心の傷はなくならないが…」
無視され続けた性加害問題。彼らにとって大きな一日となりました。初めて認められた彼らの訴え。これで終わるわけではありません。
ジャニーズ性加害問題当事者の会 大島幸広氏：「私はずっと言ってきたのが、ジャニーズ事務所側に認めていただいて心からの謝罪を頂きたいというふうに言ってきましたが、きょう見ていて、しっかり認めていただいて心から謝罪をしていただいたと思います。これで心の傷がなくなったりとかはないですけど、100のうち10くらいは少しは楽になったかと思います。あと、東山さんも言っていたように今後、私たち被害者と対話をしていくと言っていたのでしっかりと対話していただきたい」
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