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群馬に巨大「コストコ」大混雑 “爆買い”10万円も…町長“旗振り役” 5年かけ誘致(2023年4月27日)
26日、群馬県内に新たな「コストコ」がオープンし、初日の朝6時から大盛況となりました。列はオープン4日前からでき始めていたといいます。なぜ、ここまで注目されるのか取材しました。
■オープン特価 “爆買い”10万円
予想以上の客が並び、4時間前倒して午前6時オープンとなった、コストコ群馬明和倉庫店。1万503平方メートルという広大な売り場には、大勢の人がいました。1000台を超える日本最大級の駐車場も、満車となっています。
店舗周辺では、渋滞ができていました。なぜ、これほどの人気なのでしょうか?
店内で販売されているのは、およそ3500種類の商品。コストコのシンボルともいえる“超巨大なクマの人形”のほか、大量の卵やパンなどの食品から、「サウナ」まで…。
オープン記念として一部の商品を期間限定で割引。中には、最大33万円引きの商品もあります。
店から出てきた人に、何を買ったのか聞いてみました。
男性客:「消耗品のこのトイレットペーパーは、オープン日は安い。それを狙って、メインで」「(Q.数えると?)4個か5個くらい買ったと思う」「(Q.30ロールが5個で150ロール?)多分、そうですね。置くとこどうしようかなって迷ってる」
女性客:「ちょっと買いすぎました」「(Q.この2つで?)この2つで、10万円です」
日用品のトイレットペーパーや水は飛ぶように売れ。食品売り場にも、人だかりができています。
■5年かけ誘致 町長自ら「旗振り役」
コストコの誘致は、町の悲願だったといいます。
明和町 冨塚基輔町長:「やっぱり、起爆剤ですよ。やはりコストコは、世界のコストコ。ものすごい人が集まってます。明和町始まって以来、期待通りです」
明和町は埼玉県と栃木県の県境付近に位置していて、人口は1万823人です。のどかな田舎町で、コストコの周りにも畑が広がります。
観光名所の少ない町を盛り上げようと、町長自らが「旗振り役」となり、5年の月日をかけて町に誘致しました。
冨塚町長:「群馬の明和町なんて、誰も知らないんですよ。“コストコのある明和町”を売らないと、ここに住もうとしてもらえない」
明和町は、北東、北西と南の3方を大型量販店に囲まれています。町長は、それら3店舗から客を半分ずつ獲得することができれば、十分な利益が見込めるのではと、コストコのCEOに打診。それが結果を結び、誘致にこぎ着けたといいます。
テープカットをしていた、あの先頭の女性。実は、オープン4日前から店の前に並び続けていました。そんな女性が買った商品は「玉こんにゃく」です。
先頭に並んでいた女性:「群馬のオープンで、群馬県産なので。買うしかないと思って、買いました。地元の感じが」
この店では、名産の玉こんにゃくやこんにゃくゼリー、米なども販売。地元密着を意識した店づくりが行われています。
コストコ群馬明和倉庫店 山本薫店長:「より地域に密着した形で、皆様に毎日でも足を運んでいただけるような環境を整えたいなと思っていますし。遠くからも来ていただけたら、楽しんでいただけると思います」
■県外からも買い物客「早起きして…」
取材を続けると、店には群馬県以外からも、多くの客がやってきていることが分かりました。
埼玉在住 買い物客:「埼玉なんですけど。入間とかに行ってたんですけど。こっちのほうが近いので、うれしいですね」「母の分と合わせたら5万4000円。大満足です」
栃木在住 買い物客:「栃木から来たんですけど、早起きしてきました。お得だったので、うれしいです。妻に何て言われるか分からない。そこはちょっと心配」
冨塚町長:「“オールインワンの街づくり”を掲げてます。買い物ができて、食事ができて、病院があって、全部がそろっていないと、人って住まないんですよ。起爆剤の導入として、コストコをどうしても入れたかった」
明和町でのオープンで、国内32店舗目となったコストコ。2030年までに、国内60店以上を目指すとしています。
コストコホールセールジャパン ケン・テリオ日本支社長:「私が思うに、もっと企業努力ができると思う。まず最初に値段を安く。大事なのは価格を下げることだ。ショックがある時にこそ、価格を下げる。より良いものにするために、私達は値段を下げるために、努力をやめることはしない」
(「グッド!モーニング」2023年4月27日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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