ベネチア国際映画祭で濱口竜介監督の「悪は存在しない」が公式上映 金獅子賞に期待(2023年9月5日)

ベネチア国際映画祭で濱口竜介監督の「悪は存在しない」が公式上映 金獅子賞に期待(2023年9月5日)

ベネチア国際映画祭で濱口竜介監督の「悪は存在しない」が公式上映 金獅子賞に期待(2023年9月5日)

 ベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞を競う部門にノミネートされている濱口竜介監督の「悪は存在しない」が公式上映されました。

 カンヌ、ベルリンと並ぶ世界三大映画祭の一つ「ベネチア国際映画祭」は先月30日から開催されていて、濱口竜介監督の「悪は存在しない」が最高賞の金獅子賞を競うコンペティション部門にノミネートされています。

 この映画は農村に浮上したアウトドア施設の建設計画を巡る地元住民の葛藤を描いた作品で、今月4日に公式上映が行われました。

 濱口監督の作品「ドライブ・マイ・カー」は去年、アメリカ・アカデミー賞の国際長編映画賞に輝きました。

 濱口監督はベルリンとカンヌでも受賞歴(ベルリン=銀熊賞、カンヌ=脚本賞)があり、ベネチアを含めた三大映画祭すべてでの受賞に期待が高まっています。

 ベネチア国際映画祭の金獅子賞の発表は9日に予定されています。
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