「軍事化の道を…」メドベージェフ氏が日本を批判 ロシアで初「対日戦勝記念日」(2023年9月4日)
ロシアでは3日、「軍国主義日本に対する勝利と第2次大戦終結の日」の記念行事が各地で開かれた。この行事に参加したメドベージェフ前大統領は、欧米と共にロシアへの制裁を強める日本を強く牽制(けんせい)した。
■名称変更…“侵攻で制裁”日本への対抗措置の一つか
3日、極東サハリンで式典に出席した、ロシアのメドベージェフ前大統領。式典では、ウクライナへの支援を続ける日本について「軍事化の道を進んでいる」などと批判した。
メドベージェフ前大統領:「悪いのは、すぐ隣の日本がウクライナをますます活発に支援し、軍事紛争に巻き込まれていることだ」
この日はロシア各地で記念行事が開かれ、モスクワではロシア共産党が集会を開いた。
これまで9月3日を「第2次大戦終結の日」としてきたが、今年6月にプーチン大統領が署名し、「軍国主義日本に対する勝利と第2次大戦終結の日」に改めた。
この名称変更は、ウクライナ侵攻でロシアに制裁を科す、日本への対抗措置の一つだとされている。
これについて、松野博一官房長官は次のように話した。
松野官房長官:「今回の法律の成立は、ロシア国民の反日感情をあおるのみならず、日本国民の反ロシア感情をあおることにもつながりかねないものであり、大変遺憾だ」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年9月4日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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