西武池袋 あす全館臨時休業の方針 セブン首脳はストへの譲歩に否定的姿勢(2023年8月30日)
投資ファンドへの売却を巡って揺れる大手デパート「そごう・西武」は労働組合がストライキを実施する場合、西武池袋本店を31日、全館臨時休業する方針で最終調整に入りました。
「そごう・西武」を巡っては、親会社のセブン＆アイ・ホールディングスがアメリカの投資ファンドに売却することを決めています。
しかし、売却後の雇用維持などで関係者の理解を得られておらず、「そごう・西武」の労働組合は31日から西武池袋本店でストを行う可能性を通知していました。
これについて「そごう・西武」の会社側はストが実施される場合、31日に西武池袋本店を全館臨時休業する方針で最終調整に入りました。
セブン＆アイ首脳は30日朝、記者団に対し、組合のストに対する譲歩に否定的姿勢を示していて、来月1日の「そごう・西武」売却完了に向けて予定通り進めるとみられています。
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