日光で“失踪”からまもなく5年 フランス人女性の家族が心境語る(2023年7月20日)
栃木県日光市を観光で訪れていたフランス人の女性が行方不明になってから今月29日で5年となります。女性の兄が取材に応じ、心境を語りました。
行方不明の女性の兄 ダミアン・ベロンさん:「漫画が好きで日本に興味を持つ人も多くいますが、妹は純粋に日本の文化が好きでした。妹は日本が大好きでした。一緒に日本を旅行したかったです。結局、彼女を捜しながら日本を旅することになってしまいました」
2018年7月、日光市で、フランスから観光に来ていたティフェヌ・ベロンさん(40)が宿泊先から外出後に行方が分からなくなり、警察は事件と事故の両面で捜査を続けています。
行方不明の女性の兄 ダミアン・ベロンさん:「事故の可能性が低くて犯罪の手掛かりがあるのに捜査の対象にならなかった。兄弟として私は戦っています。最大の恐れは彼女がどこかで待っているということです。なぜ私たちが捜しに来ないのかと考え続けながら」
この事案について、国連の強制失踪委員会は日本政府に対して犯人の特定に向けた捜査を要請しましたが、日本政府は今年4月、「第三者が関与した情報は今のところ確認されていない」と回答しています。
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