隣人を“切り付け”自宅に逃走 78歳男逮捕 一部始終がカメラに(2023年7月4日)
近隣住民を切り付け、自宅に逃げ込んだ男。逮捕までの一部始終をテレビ朝日のカメラが捉えました。
■隣人を“切り付け”自宅に逃走
同じアパートの住人を切り付けたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された大畑利美容疑者(78)。事件が起きたのは4日未明。横浜市の住宅地にあるアパートでした。
アパートの大家:「朝3時ごろ、血だらけで騒いでいるっていうわけ、声出して。アパートの住人のけんかだと、切り付けられてどうのこうのって」
切り付けられたのは74歳の男性。
アパートの大家:「1階の角ね、下ね」
大畑容疑者は。
アパートの大家:「2階の真ん中」
2人の間に一体、何があったのか。事件があったアパートには6部屋あり、階段一つでどの部屋へも行くことができるようになっています。住民によりますと、4日未明、被害者の男性が大畑容疑者の部屋がうるさいと大畑容疑者を訪ねたということです。
被害者と同じ階の住人:「けんかみたいにしていた。夜中の2時ごろ。『お前みたいなバカ死んだ方がいい、ぶっ殺してやる』と…」
被害者の親族が駆け付けた時には2人は1階にいました。
被害者の兄:「俺が来た時はもうやられていた。俺が来た時(容疑者と)すれ違った。多分、2階に上ったのでは」
被害者と同じ階の住人:「刀をさやにしまって。あ、日本刀だと思って」
■78歳男逮捕 一部始終カメラに
大畑容疑者は1階の男性を切り付けると2階の自室に戻り、駆け付けた警察官の呼び掛けにも応じませんでした。事件発生から8時間ほど経過した午前10時。捜査員が腕時計に目を落とした次の瞬間。警察官が突入した模様です。連行される大畑容疑者。
長い付き合いだというアパートの家主は容疑者の人物像をこう語ります。
アパートの大家:「家賃だけは28日、必ず持ってくる」
ただし。
アパートの大家:「ところがそれだけで遠くから見ても人の顔、見るとどこかに隠れちゃう。何にも言わない、無口。はるかかなたで大家の姿を見て、ひょいと隠れちゃう」
大畑容疑者は調べに対して「捕まったのはしょうがないと思います」と容疑を認めています。動機についてはまだ話していません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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