沖縄名護の海が真っ赤に原因はオリオンビール工場から着色した冷却水が流出知っておきたい(2023年6月28日)

沖縄名護の海が真っ赤に原因はオリオンビール工場から着色した冷却水が流出知っておきたい(2023年6月28日)

沖縄・名護の海が“真っ赤”に 原因は…オリオンビール工場から着色した冷却水が流出【知っておきたい!】(2023年6月28日)

 沖縄県名護漁港。美しく澄んだ青さで知られるはずの海が27日突如、真っ赤に染まってしまいました。

 釣りをしに来た人:「びっくりしましたね。すごい赤いと思って。(朝の)5時半~6時からもう赤くて。これなんだと思ったら水質調査の人とか来ていて」

 地元住民:「(赤い海は)初めて見る。最初、赤潮かと思ったんだけど、川かなんかから来ているらしいからね」

 海につながる川を見てみると、河口付近だけでなく上流の方まで赤く染まっています。

 原因は、沖縄が誇るビールメーカー「オリオンビール」の工場から冷却水が雨水の排水溝を通って川に流出したことでした。

 冷却水が赤いのは、食紅で着色された食品添加物が含まれているためだということです。

 オリオンビールは、午前9時半までに名護市の職員の立ち会いのもと流出が止まっていることを確認し、工場の稼働を再開しました。

 漏れた原因は調査中ですが、オリオンビールは、冷却水に含まれる食品添加物は人体に影響はないと説明したうえで、「多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深謝いたします」と謝罪しています。

(「グッド!モーニング」2023年6月28日放送分より)
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