東京で30.42日連続の真夏日朝から暑い熱中症対策急務(2023年6月26日)

東京で30.42日連続の真夏日朝から暑い熱中症対策急務(2023年6月26日)

東京で30.4℃ 2日連続の真夏日 “朝から暑い”熱中症対策急務(2023年6月26日)

 26日朝から25℃を超える暑さとなった関東は3日連続の真夏日となりました。人気の弁当店では厨房(ちゅうぼう)の温度が40℃を超え、独自の熱中症対策に追われています。

 梅雨のない北海道。26日は沖縄を超える暑さです。北見で真夏日となり、全国一の暑さとなった北海道。子どもはかき氷。大人はビールでこの暑さをしのぎます。

 大自然のなか、暑さをしのぐ人々も。日本一露天風呂があると言われる岐阜県高山市にある奥飛騨温泉郷。26日は語呂合わせで「6.26(ろてんぶろ)の日」。4カ所の露天風呂を無料開放しました。木々の緑を望みながら大自然の湯で疲れを癒やします。

 西日本では梅雨らしい空模様となりました。先週、線状降水帯が発生した奄美地方。暑さのなか復旧作業が続きます。26日に梅雨明けが発表され、海には徐々に観光客が戻りつつあります。

 東京も雨傘ではなく、日傘の出番です。東京都心は午前7時前には夏日となり、正午すぎに2日連続の真夏日となりました。82歳のランナーも熱中症対策です。

 82歳のランナー:「梅干し1個と水分を取れば、1時間は走れる」

 警戒しなければいけないのは“子どもの熱中症”です。幼稚園も万全の対策で夏を迎えます。東京・三鷹市にある幼稚園。玄関や廊下はもちろん、砂場にもミストが設置されています。一部の園庭には大きな日よけも設置され、夏場も外で遊べます。

 3年前に設置されたミスト。温度計で見ると4℃ほど下がっていること分かります。

 三鷹若葉幼稚園・竹内一雄園長:「ドライミストと言いまして、顔に掛かっても濡れない。効果はあるんじゃないかと期待しています」

 暑さの影響はこんなところにも。周辺で真夏日を観測した埼玉県三郷市。この暑さのなか、にぎわっていたのはただの弁当店ではありませんでした。外はサクサク。中はジューシーな唐揚げをこれでもかと盛り付けました。

 デカ盛り弁当を買った人:「1.3キロ以上」「(Q.暑さで食欲はなくならない?)ちょっとチャレンジという形」

 すごかったのは唐揚げ22個分の重さが約2200グラムの弁当…。
 
 買った人:「(Q.1人で食べる?)そうです。そもそも、ふたが閉まってない」

 客は大満足ですが、店は暑さとの戦いです。厨房の温度はぐんぐん上がっていきます。灼熱のフライヤーに付きっきりで揚げていきます。

 BUS STOP・中村巧社長:「1つが100グラムくらいある。(一般の)3倍くらいの大きさ」

 一日に揚げる数は1500個。総重量は150キロにも上ります。業務用のエアコンで風を送るものの、焼け石に水だといいます。

 BUS STOP・中村巧社長:「窓は全開にしてできる範囲で暑さ対策」「(Q.開けないのとは違う?)違いますね。サウナになるので開けないと」

 熱中症にならないよう、水分補給が欠かせません。

 女性店員:「(Q.2本目突入?)これ2本目。午前中で終わっちゃう。なるべく常温に近いものを。体調悪くなりそうなので」

 大変な作業ですが、暑くなると揚げ物の需要は高まるそうです。

 BUS STOP・中村巧社長:「夏は家でも揚げ物をやりたがらないので、うちのお店に近隣の方が足を運んでくれているのかな」

 梅雨に訪れた季節外れの暑さ。千葉県袖ケ浦市周辺は真夏日一歩手前。親子は早めのお出掛けです。

 動物も暑さと戦っていました。たまらずヒツジは毛刈りです。

 飼育員:「羊も体温が38℃くらいあるので、刈ってあげないと体感は40℃以上ですね」

 暑くても梅雨の風物詩を楽しめるのは今だけです。1万株のアジサイが施設を淡く彩ります。アジサイの見頃は来月中旬まで続き、その後はユリが満開を迎えるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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