「ウクライナの反撃は失敗」プーチン大統領が会見で主張(2023年6月14日)
ロシアのプーチン大統領が記者会見を開き、ウクライナの反転攻勢について、どの地域でも成功していないと主張しました。
プーチン大統領は13日、国営メディアやブロガーなどの軍事記者と会見しました。
ウクライナの反転攻勢についてプーチン氏はウクライナ側が160台以上の戦車や装甲車など合わせて360台以上を失っていて、反撃はどの地域でも成功していないと述べました。
また、ロシア全土への戒厳令や兵士の追加動員は必要ないとの認識も示しています。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は13日「東部バフムトの様々な場所で前進があった」と明らかにしました。
さらに南部ザポリージャ州・タブリアでは「ロシア軍が優位にもかかわらず激しい戦闘の末、ウクライナ軍が前進した」とし反転攻勢が成果を挙げていると主張しました。
また、ウクライナのマリャル国防次官はザポリージャ州のベルジャンシク方面で3平方キロメートルの領土を取り戻したとしています。
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