【速報】4年ぶりに「エルニーニョ現象」発生 異常気象を引き起こす要因 気象庁(2023年6月9日)
4年ぶりに「エルニーニョ現象」が発生したとみられます。気象庁は9日午後、世界中で異常気象を引き起こす要因とされるエルニーニョ現象について、5月には「発生しているとみられる」と発表しました。
気象庁によりますと、5月のペルー沖の海面水温は基準値より高くなりました。
また、太平洋の赤道域を吹く東風、いわゆる「貿易風」も弱まったということです。
こうした状況から気象庁は9日午後、すでに「エルニーニョ現象が発生しているとみられる」と発表しました。
今回のエルニーニョ現象は4年ぶりの発生とみられ、気象庁は「秋にかけて続く可能性が高い」と予測しています。
エルニーニョ現象が発生すると世界中で異常気象が起こり、日本では冷夏になることが多いとされています。
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