【書類送検】北朝鮮のIT技術者 兵庫県の防災アプリに関与か
北朝鮮のIT技術者の男が日本のアプリ開発を行い、報酬を不正に送金させていた事件で、男が兵庫県の防災アプリに関わっていたことが分かりました。
この事件は、中国在住の北朝鮮のIT技術者の男が、日本国内に住む知人の名義でアプリ開発業務を受注し、知人らにその報酬を不正に国外に送金させたとして男の知人らが書類送検されたものです。
兵庫県によりますと、北朝鮮のIT技術者の男は、県が提供する防災アプリの修正作業に関わっていたということです。
このアプリは地震の情報や北朝鮮のミサイル発射などを速報する「Jアラート」などが配信されるもので、18日、県が過去の契約を調査したところ男の関与が判明しました。
利用者の個人情報の流出は確認されていませんが、兵庫県は今後、業務発注のあり方を検討するとしています。
(2022年5月19日放送「ストレイトニュース」より)
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