ウクライナ東部「独立承認を」ロシア新たな揺さぶり(2022年2月17日)
ロシアは新たな揺さぶりを掛けています。
■侵攻に備え・・・高校生“射撃訓練”
アメリカの一部のメディアが、ロシアがウクライナへの攻撃を開始する可能性があるとした16日、ウクライナ国内では「団結の日」として国旗を掲げ、国歌を歌うイベントが行われました。
参加者:「正直言うと、怖いです。でも、集まった人たちの団結行進を見ると、我々は降伏しないと感じています」
高校生たちには、ロシアの侵攻に備え、空気銃を使った射撃訓練も行われています。
■プーチン大統領「軍の撤退決定」
こうしたなか、プーチン大統領は、次のように述べました。
ロシア・プーチン大統領:「部分的な軍の撤退の決定がなされました」
クリミア半島などでは、戦車を貨車に乗せ、一部の部隊が撤収する様子もありました。
■バイデン大統領「可能性は十分」
一方、ウクライナの北側のベラルーシ。依然、訓練が続いていて、野戦病院や新たな軍事キャンプが作られたという情報もあり、アメリカは撤退を確認できないとしています。
アメリカ・バイデン大統領:「ロシアは、ベラルーシとウクライナ国境沿いには、今も15万人以上の部隊を配備し、ウクライナを包囲しているのです。侵攻の可能性は十分に残っています」
■ウクライナ東部「独立承認を」
ロシアは、新たな揺さぶりも仕掛けてきました。
ロシア下院では、親ロシア派が実効支配するウクライナ東部の2つの地域の独立を承認するよう、プーチン大統領に要請する案が可決されました。
NATO(北大西洋条約機構)・ストルテンベルグ事務総長:「ドネツクとルガンスクは、疑いようもなく、国際的に認められた国境の内側であり、ウクライナの一部です。2つの州を独立した存在として認めることは、これまでの努力を台無しにします」
(「グッド!モーニング」2022年2月17日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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