西日本を中心に“災害級の大雨”警戒…台風2号が沖縄直撃 梅雨前線も活発化(2023年6月1日)

西日本を中心に“災害級の大雨”警戒…台風2号が沖縄直撃 梅雨前線も活発化(2023年6月1日)

西日本を中心に“災害級の大雨”警戒…台風2号が沖縄直撃 梅雨前線も活発化(2023年6月1日)

台風2号が沖縄本島を直撃しています。台風から離れた西日本や東日本でも、梅雨前線の雨雲が発達中で、四国や中国地方では2日、線状降水帯が発生する恐れがあります。

沖縄・石垣島では最大瞬間風速29.3メートルを観測。街の機能はストップしていますが、農家はそうもいきません。黒いネットに覆われているのは、来月、収穫予定のパイナップルです。

パイナップル農家・真地純市さん:「カラスに食べられたり、太陽に焼けてダメになったりするので、またネットをかぶせる。まだちょっと吹いているので、気は抜けないかなと」

被害も確認されています。

高橋純暉記者:「こちらの交差点のカーブミラーですが、ミラーの部分が外れて落ちてしまっています」

沖縄県では約590校が臨時休校に。午後9時現在、名護市など3つの自治体に警戒レベル4の『避難指示』が発表されています。

台風の影響で梅雨前線も活発化しています。前線は、南の海上から九州付近を通っていますが、2日にかけて北上し、西日本を中心に大雨となる見込みです。

気象庁は1日、岡山県を含む四国・中国地方に、線状降水帯の予測情報を今年初めて発表しました。2日、大雨による災害が起きる恐れがあります。

思い起こされるのは5年前、西日本豪雨では線状降水帯が次々に発生しました。死者237人、行方不明者8人。倉敷市真備町では、堤防が決壊するなど町の4分の1が浸水しました。

岡山県では、すべての市町村の職員や消防、自衛隊なども参加し、線状降水帯による災害を想定した訓練が、先月31日に行われたばかりです。今年から市町村や警察、気象台などからの情報を、1つの部屋で集中的に管理することにしました。

岡山県危機管理課・千田元久課長:「5年前の大災害を経験した者としては、ああした災害が起きてはいけないが、起きた際は、よりベターな対策がとれるような訓練を重ねていく」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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