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サミット議題に“急浮上” 日本が主導狙う「AIの『国際ルール作り』」 目指すは“AI大国”か【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
19日から行われるG7広島サミット。様々なテーマが議論されますが、注目されるのが「AIの『国際ルール作り』」 です。急速に普及する、対話型AI「チャットGPT」など生成AIの活用に向けて、日本が国際ルール作りの議論を主導しようとしています。その背景を取材しました。
■対応求められる4つの議題 総理の肝入りも
齋藤慎太郎キャスター:
改めて広島で行われるG7サミットについて、どんなことが議論されるのかなどをまとめていきます。
「G7広島サミット」は19~21日にかけて、広島市で開催されます。日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの主要7か国とEU代表らが出席をします。国際社会が抱える問題などを話し合う世界が注目する国際会議となっています。
主な議題の焦点ですが、▼ウクライナ侵攻への対応▼インド太平洋地域の情勢▼物価高騰などの世界経済への影響▼岸田総理肝入りの核軍縮・不拡散です。
■生成AI“国際ルールはない”日本が主導できるか
そんな中で“新たな議題”が急浮上しました。対話型AI「チャットGPT」などの生成AI(人工知能)の活用・リスクについて、国際ルール作りです。既に欧州では“生成AI”の規制を強める動きがあるのですが、現状として世界標準となる国際ルールはありません。
そこで今回の議長国の日本が“国際ルール作り”の議論を主導しようということなんです。岸田総理は、AI活用の国際ルールなどを盛り込んだ「広島AIプロセス」をサミットで打ち出す方針です。そして“初の国際ルール作り”を目指します。そもそも、なぜ日本がAIのルール作りを主導しようとするのか、TBSスペシャルコメンテーターの星浩さんに伺いました。
TBSスペシャルコメンテーターの星浩さん:
「日本はAIやデジタル分野で、後れをとっている。世界基準のルール作りをきっかけに“AI大国”を目指そうとしているのでは」
■議長国という利点を活用し日本に弾みをつける思惑も
ホラン千秋キャスター:
この生成AIに関しては、各国が懸念などを示して、それだけ革新的な技術だということも感じますけれども、このAIに対して様々な価値観がある中で、共通したルールというのは作っていけるものなんでしょうか。
TBS報道局政治部 後藤俊広部長:
これはかなり難しいテーマだと思います。実際に岸田総理も今月、政府で初会合を行ったんですが、その場ではAIについてはポテンシャル、いわゆる「経済的な成長性」があるのではというのが一つ。それと「リスク」があるという、その両面があるということを強調しています。なので、そこをどういうふうに折り合っていくのか、これはかなり難しい議論になってくると思います。
井上貴博キャスター:
確かに著作権侵害や個人情報、セキュリティなど挙げだすと、デメリットもたくさんあると思うんですけど。生産性を上げていく可能性があると考えると、日本にとってはとても大きなチャンスだと思うんですけど、これだけG7も足並みが揃っていない。最も隔たりがある分野というのは今どこなんですか?
TBS政治部 後藤部長:
「リスク」の部分をどこまで評価するかということになると思います。実際に日本の今の法制度、どういうふうに規制していくのだろうかというのは、実は議論が始まったばかりなんですよね。なので日本としては、たまたま今回、議長国で取りまとめの立場にあるという利点を最大限活用して、国際ルールの主導権を握ることで、日本を一気に弾みをつけて、そういった法制度をどうやって活用していくのか、そういった仕組みを、今これを機に進めていきたい。そういう思惑もあると思います。
■元グーグル副社長「AIを悪用するのを防ぐ方法は見当がつかない」
齋藤キャスター:
もう既に幅広く活用されているAIですけれども、リスクも指摘されています。例えば、AIによる権利侵害です。生成AIが作り出した画像に“著作権を侵害された”として、アメリカのクリエイターが集団訴訟を起こしました。AIが生成した画像を見ると、元のクリエイターの作品に酷似しています。
そして日本でも「日本芸能従事者協会」が調査を行いました。2万5000人にアンケートを取ったところ、クリエイターの約94%が「AIによる権利侵害などに不安を抱えている」と懸念を抱いているということでした。実際にイラストを盗作され、海外サイトでばらまかれるというケースも報告されているということなんです。
そして“AI研究の第一人者”が警鐘を鳴らしています。元グーグル副社長のジェフリー・ヒントン氏は「会社への影響を気にすることなく、AIの危険性を語るため」とグーグルを退職しました。ジェフリー・ヒントン氏は「悪者がAIを悪用するのを防ぐ方法は見当がつかない」とも語っています。
齋藤キャスター:
こういった現状もありますので、ルール作りが急務になっているというのも事実だということです。
■“AIの有効活用”どこまでコンセンサスを得られるか
井上キャスター:
世界一、少子高齢化が進みゆく日本だからこそ、こういったモデ…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20230518-6085946)
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