初サンマ“1匹1万円”!?眺めただけで「ごちそうさま」 年々上がる卸値に専門店は苦悩(2022年7月15日)

初サンマ“1匹1万円”!?眺めただけで「ごちそうさま」 年々上がる卸値に専門店は苦悩(2022年7月15日)

初サンマ“1匹1万円”!?眺めただけで「ごちそうさま」 年々上がる卸値に専門店は苦悩(2022年7月15日)

 今シーズン北海道で初めて水揚げされたサンマ。なんと「1匹1万円」という値段も。東京・目黒のさんま専門店では早速、頭を悩ませていました。

 北海道の鮮魚店に並んだ1匹1万円“超高級サンマ”。

 食べてもないのに…。

 客:「ごちそうさまでした。ありがとうございました」

 14日、北海道で今シーズン初めて水揚されたサンマ。

 その数たったの24匹。

 初競りでは1キロ6万2000円の値が付き店頭では1尾1万円になりました。

これに、東京・目黒のさんま専門店でも…。

 目黒のさんま菜の花茶屋坂店・長倉淳店長:「価格も取れてる量もびっくりびっくりで。これが普通に流通していくと、どういう価格になるか気になる」

 減る一方で回復の兆しのない漁獲量…。

 卸し売り価格は、サンマだけど“うなぎ上り”でおよそ10年で8倍です。

 目黒のさんま菜の花茶屋坂店・長倉淳店長:「上がる一方ですよね。庶民の魚が高級魚的な位置付けになっている。大きい子(サンマ)入っているといいなー。わりかし立派なのが入っていますね。いいと思います」

 宮城・気仙沼から都度届くサンマ。漁獲量の減少で希望の大きさをそろえるのが大変なうえ仕入れ値は数年で1.5倍になっています。

 まだまだ先は見通せない状況。しかし。

 目黒のさんま菜の花茶屋坂店・長倉淳店長:「(Q.値上げには踏み切らない)しません。少なくとも今年は。何とかしのぐしかない」

 1匹1万円で始まった今年のサンマ。旬の時期のその動向が気になります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事