大阪医療逼迫 大規模医療・療養センター 利用者3人(2022年2月12日)

大阪医療逼迫 大規模医療・療養センター 利用者3人(2022年2月12日)

大阪医療逼迫 大規模医療・療養センター 利用者3人(2022年2月12日)

大阪。今日の感染者は6746人で病床使用率が高くなっています。
※病床使用率 93.1% 重症病床使用率31.5% (12日現在)

堺市にある邦和(ほうわ)病院。ベッドが空いた途端、70代の陽性患者が搬送されてきました。

医療スタッフ
「歩けはるの」

しかしCTを撮ってみると肺は、悪化しているのが判明。中等症II相当です。

邦和病院 中川 学 副院長
「今からウィルスをたたく治療。RNAをブロックするね薬と炎症抑えるステロイド系の薬と
それから免疫を活性化する薬をいろいろ使っていきます。」

発熱外来に来た70代の女性も検査の結果、陽性と判明。
検査台には自ら移動できますが、入院が必要となる中等症IIでした。
コロナ患者用に中等症5床、重症3床が用意されていますがこの2人の患者で満床です。

邦和病院 和田 邦雄 院長
「お年寄りの場合は/生命装置、すなわち、心臓と肺、臓器が弱ってたり傷んでたりしてますので、それが命に直結すると。」

これまで大阪府は、重症用病床の使用率が40%で緊急事態宣言を要請する方針を示していますが・・・。

吉村 洋文 知事 10日
「いま緊急事態宣言しても意味があるのか、という意見も非常に強く出ています。
要請をするかどうかというのは非常に判断は難しい」

一方で、先月31日から大阪府は大規模医療・療養センターの運用を開始。
軽症と中等症合わせて1000床が準備されていますが、これまでの利用者はわずか3人です。

吉村 洋文 知事 10日
「何らかの受け皿として活用することは今なお続けていますし、来週から動き出す準備をしています。」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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