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元刑事と探るGW“空き巣”対策 どう防ぐ?(2023年5月3日)
今年3月、テレビ朝日関係者が空き巣の被害に遭いました。家を空ける機会が多いゴールデンウィーク、被害に遭わないためにはどうすればいいのでしょうか。
すべて閉められた雨戸。屋根の高さほどまで生い茂った木々。空き巣の被害に遭った都内にあるテレビ朝日関係者の住宅です。
近隣住民:「(近くで)空き巣が入ったから、怖いですよね。ひとごとじゃない」「実際に被害に遭っている人もいるよう。近所の人と情報交換」
この周辺では今年に入り、空巣被害が相次いでいるといいます。実際に被害に遭った住宅には荒々しい犯行の跡が残されていました。
元警視庁刑事・吉川祐二氏:「(窓ガラスが)きれいに破られている。四角というのはめったにない。素人の犯行ではないと言える」
元警視庁刑事の吉川氏は犯人の心理をこう分析します。
元警視庁刑事・吉川祐二氏:「この場所が木によって目隠しになっている。犯人にとって好都合。前を通る人に目立たない」
まず、空き巣犯が侵入したとみられるのは玄関横の和室。部屋には本や資料など物色された跡が残されています。しかし隣の部屋には一見、お金になりそうな貴金属はそのままの状態に…。
元警視庁刑事・吉川祐二氏:「換金・確認しなければならず、持っていかなかった可能性。特別な(換金)ルートがない限り、自分の身分を証明しなければならない。そこで(貴金属を)避ける犯人もいる」
さらに部屋を進むと、犯人の重要な手掛かりが残されていました。
元警視庁刑事・吉川祐二氏:「明らかに靴の跡がある。複数の靴の跡があるので複数の人間、3人ぐらいいたのでは」
吉川氏の見立てによりますと、空き巣犯は複数人による犯行で、手分けして各部屋を物色したと思われます。
元警視庁刑事・吉川祐二氏:「空き巣は1人で行うことが多い。今回、複数で行うということは一連の連続強盗が3人組であったりとか、感化されて複数で行っていることもある」
そして、最も荒らされた2階へとカメラが入りました。部屋には服や物が散乱し、タンスは開けたままの状態に。空き巣被害があった一軒家です。
元警視庁刑事・吉川祐二氏:「この部屋が一番荒らされていたが、タンスであったり、(奥にも)整理タンスがある」
通帳やパスポートなどが保管されているタンスが多い部屋は空き巣犯に狙われやすい部屋でもあります。一見、無秩序に荒らされているように見えますが、そこからも空き巣犯の巧妙な手口が見て取れます。
元警視庁刑事・吉川祐二氏:「(タンスを)下から開けて閉める手間を省く。なぜ、閉めないかというと人が常駐していないことを感じている」
この家は2年ほど前から誰も住んでおらず、いわゆる「空き家状態」でした。実は空き家に限らず、このゴールデンウィークは空き巣の被害が急増する時期でもあります。警視庁の統計では、1年間で最も空き巣被害が多かったのは5月だということが分かります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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