「カニの殻」が肥料 ブランド米『かにのほほえみ』の田植え 兵庫・香美町(2023年5月1日)

「カニの殻」が肥料 ブランド米『かにのほほえみ』の田植え 兵庫・香美町(2023年5月1日)

「カニの殻」が肥料 ブランド米『かにのほほえみ』の田植え 兵庫・香美町(2023年5月1日)

兵庫県香美町では、カニの殻で作った肥料で栽培するブランド米「かにのほほえみ」の田植えが始まっています。

 今年の田植えは、苗の生育が早いため、ゴールデンウィークの前に始まりました。香美町の農家6軒が栽培する「かにのほほえみ」は、町の特産である香住ガニや松葉ガニの殻を細かく砕いた肥料で育てられるコシヒカリで、殻に含まれるキチン質が土の微生物のバランスを整えることから、甘みが強く、粘りのある米になるそうです。

 (農家 小谷直美さん)
 「自分の食べたカニの殻がこういった感じで使われているのかなと思っていただいて、(できたお米を)一度でもご試食していただけたらありがたい」

 田植えは5月20日ごろまで行われ、稲刈りは9月上旬。700袋の出荷を見込んでいるということです。

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