まもなくGW 最大9連休も可能 コロナ前のよう?箱根すでに活況(2023年4月23日)
29日から始まる今年のゴールデンウィークは、新型コロナウイルスが流行する以前のようなにぎわいとなりそうです。全国有数の観光地・箱根で取材すると、行動制限がなかった去年と比べても温泉宿の予約が増加するなどすでに活況を呈しています。
■まもなくGW 最大9連休も可能
今年のゴールデンウィークは平日2日休むと最大9連休となる今年のゴールデンウィーク。ゴールデンウィークを1週間後に控えた箱根。マスクをしながら観光を楽しむ人たちの姿もありますが、2020年のゴールデンウィークの時と比べると、すでにコロナ前のような活況を呈しています。商店は大きな期待を寄せます。
旅行専門雑誌「じゃらん」のリサーチセンターによりますと、去年と比べ、今年はゴールデンウィークを含むいずれの時期も「旅行に行く予定・または行きたい」と答えた人が増加。
■箱根の温泉宿 予約大幅増 去年と比べ変化も
6年前、箱根の高台に開業した「箱根小涌園天悠」。150室あるすべての部屋に温泉露天風呂が備わり、その高みからの景色は館内のどこからでも楽しめます。
小涌園天悠顧客課・長嶋あさみさん:「ゴールデンウィークの内容で申し上げると、昨年と比べて113%ほどの予約」「(Q.今の時点で)そうですね、今の時点でです」
去年のゴールデンウィークも3年ぶりに行動制限のない連休だったため、宿泊施設の利用も多くありましたが…。
小涌園天悠顧客課・長嶋あさみさん:「(去年は)国内の三世代のご家族が大変多くご利用があったんですが、今年はそれに加えて外国人のお客様からの予約も大変多くいただいております」
ただ、外国人客は平日に多く、ゴールデンウィーク期間中も日によって集中することなく、満べんなく予約が入っている状況のため、プランによってはまだ空きはあるようです。
■今年の旅行傾向は?専門家が分析
専門家によると、今年の傾向は「より遠く」。
じゃらんリサーチセンター主席研究員・森戸香奈子さん:「今までより遠方の旅行先に行くという動きが大きくある。コロナ禍ではマイカーでの旅行が人気。公共交通機関を使って電車であったり、新幹線を利用する旅行というのが大きく戻ってくることが分かっていますね」
ゴールデンウィークの新幹線の予約数は去年の1.7倍に増え、東海道新幹線はコロナ前とほぼ同じ水準まで回復。空の旅でも海外へ行く人が大幅に増加し、全日空が去年のおよそ2.7倍、日本航空がおよそ2.4倍となっています。
一方、高速道路も下りでは来月3日、中央自動車道相模湖インターチェンジ付近で45キロ、上りは来月5日、東名高速道路綾瀬スマートインターチェンジで50キロの渋滞が予想されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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