沖縄 不明陸自ヘリの機体か 「飽和潜水」作業開始へ(2023年4月14日)
沖縄県・宮古島付近で陸上自衛隊のヘリコプターが行方不明になった事故で、機体とみられるものが見つかった海域ではまもなく深い海での作業を可能にする「飽和潜水」に向けた作業を始めます。
(濱元晋一郎記者報告)
宮古島の北側、画面奥の海上では、自衛隊の船2隻が捜索している様子を見ることができます。時折、船から何かを海に入れるなどして捜索する様子も見られました。政府関係者によりますと、事故の現場周辺で捜索にあたっていた海上自衛隊の掃海艦が13日午後10時ごろ、伊良部島の北東の海域でヘリに乗っていた複数の隊員と機体とみられるものを発見しました。
自衛隊は14日朝も無人潜水機を投入し、10人の行方不明者について捜索を続けていますが現在のところ新たな情報は入っていません。
周辺の海ではこれまでに機体のドアやプロペラの一部、燃料タンクなど機体のものとみられる部品が20点以上発見されています。
自衛隊は不明者の発見に向けまもなくダイバーが深い海での作業を可能にする「飽和潜水」に向けた作業を始めます。
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