「自由と尊厳を踏みにじられた」チャールズ国王・初外遊のドイツで異例のロシア非難(2023年3月30日)
即位後、初めての外遊でドイツを訪問しているイギリスのチャールズ国王は、ドイツ議会でイギリスの君主として初の演説を行いました。
イギリス・チャールズ国王:「ヨーロッパを再び戦禍が襲っています。自由と人間の尊厳が、最も残酷な形で踏みにじられました」
ウクライナ侵攻に関する発言は、約2分、続きました。ロシアを糾弾し、兵器支援についても触れていて、ある意味、歴史的演説です。
戴冠式を1カ月後に控えたチャールズ国王にとって、今回の外遊は、自分なりの“王室”を印象付けるよい機会となります。
晩さん会でも、こう述べました。
イギリス・チャールズ国王:「私たちは、民主主義の価値観を守り、発展させるために肩を並べています。ウクライナと共に“いわれのない侵略”を前に、自由と主権を守ろうとする姿勢に表れています」
公の場で、政治的発言を控えてきたエリザベス女王とは異なるスタイルです。でも実は、皇太子時代から、明確にウクライナ支援を打ち出してきました。
チャールズ国王は、31日に帰国します。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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