子宮頸がんワクチン「救済措置」設ける方針 来年4月から3年間無料で

子宮頸がんワクチン「救済措置」設ける方針 来年4月から3年間無料で

子宮頸がんワクチン「救済措置」設ける方針 来年4月から3年間無料で

 子宮頸がんワクチンについて、厚生労働省の専門部会は接種の機会を逃してしまった現在高校2年生から20代半ばまでの女性を対象に、無料で接種できる「救済措置」を設ける方針を示しました。

 子宮頸がんワクチンは2013年4月に、小学校6年生から高校1年生の女子を対象に原則無料で打てる定期接種としていました。しかし、接種後に全身の痛みを訴える人が相次ぎ、同じ年の6月に積極的な接種の呼びかけを中止していました。

 しかし、先月の専門部会で安全性や有効性が確認されたことから、積極的な接種の呼びかけを再開することを了承しました。

 23日の専門部会では、接種機会を逃した1997年から2005年度生まれの女性すべてを対象に、来年4月から3年間無料で接種できる救済措置を設ける案が示されました。対象者には、今年度中に個別でパンフレットを送り、周知する方針です。(23日19:55)

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