保津川下りの船転覆事故…転覆の連絡受け消防への通報が「20分後」無線繋がりづらく(2023年3月30日)
京都府亀岡市の「保津川下り」で船が転覆し船頭の男性が死亡した事故で、運航組合が無線で転覆の連絡を受けてから消防に通報するまで20分かかっていたことが分かりました。
「保津川下り」で船が転覆した事故では亀岡市に住む船頭の田中三郎さん(51)が死亡、別の船頭の男性(40)が行方不明となっています。
3月29日午後から行われた会見で運航組合は、無線で転覆の連絡を受けたあと消防に通報するまで20分かかったと明らかにしました。
無線が繋がりにくく組合が事故を把握するまで時間がかかったためということです。
また、国交省が作成したガイドラインでは全ての船に無線機を積むことが望ましいとされていますが、転覆した船には設置されていなかったということです。
(保津川遊船企業組合 豊田知八代表理事)
「現状の把握をしっかりしてから連絡するという体制が遅れていた、というのは反省すべきところ」
行方不明の男性の捜索は3月30日も続く予定です。
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