ミャンマー スーチー氏率いた党が政党資格失う(2023年3月29日)
国軍が実権を握るミャンマーでアウンサンスーチー氏が率いる政党、NLD=国民民主連盟が政党登録の手続きを拒否し、政党の資格を失うことになりました。
民主化指導者のスーチー氏が率いるNLDは、2015年と2020年の総選挙で勝利を収め政権与党を担っていましたが、2021年のクーデターで国軍に政権を奪われていました。
スーチー氏はその後、2年以上にわたり拘束が続いています。
国軍側は1月、政党登録について新たな法律を施行し、28日が再登録の申請期限としていましたが、NLDは手続きを拒否したため、政党の資格を失いました。
国軍側は、NLDを総選挙から排除し、国軍系の政党を有利にしたい考えがあるとみられます。
ただ、クーデター以降、国軍は非常事態宣言の延長を繰り返していて、今年8月までに実施するとしていた総選挙も先送りされる見通しとなっています。
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