手の上を歩く感触まで再現 皮膚に貼り付けて使う超薄型「ウェアラブルVRスキン」(2022年12月27日)
手の上を生き物が歩く感触まで再現できる超薄型のウェアラブルVRスキンが開発されました。
香港城市大学の研究チームは、手に装着して電気刺激を与えることで、様々な感触を体験できるワイヤレス触覚デバイス「WeTac」を開発しました。
このVRスキンは厚さが220マイクロメートルから1ミリで、非常に柔軟で手のひらを覆うように皮膚に直接貼り付けて使います。
スキンには32個の電極が点在していて、皮膚を電気刺激することで実験では手のひらをネズミが歩いたり、テニスボールをキャッチしたりする感触を再現しました。
また、サボテンのチクっとする感触も不快な刺激を与えることで表現できたということです。
研究チームは「触覚はVRにおいて大きな可能性を秘めている。第2の皮膚のように手の上で自由に使えることを目指している」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く