マスク着用「個人の判断」初日 様子見ムード 子どもには…“自由化”あまり浸透せず(2023年3月14日)
新型コロナ対策としてのマスク着用が、13日から個人の判断に委ねられました。交通機関の乗客や、子どもたちはどう過ごしたのでしょうか。
■着用は“個人判断”も…気になる“周りの目”
政府が混雑した電車やバスの車内では、着用を推奨していることもあり、ほとんどの乗客がマスクを着けていました。
一方で、こんな男性もいました。
村中蒼尉さん:「(Q.きょうからマスクが個人の自由となったが?)やっと来たなという感じですね。素顔が見れるのうれしい」
春から大学2年生になる、村中さん。趣味のフットサルの練習場に向かうため、およそ3年ぶりにマスクなしで電車に乗りました。
村中さん:「マスクがない分、息苦しくもないし、だいぶ楽なんですけど、周りの視線がちょっと気になるのかな」
やはり、気になるのが周りの目。しばらく、マスクは持ち歩くといいます。
村中さん:「電車が混み混みの時は、周りの人も嫌だなと思うかもしれないので。一応、マスクを持ってきて、周り見ながらマスクを着けようかな」
フットサルの会場によっては、プレイ中にもマスクの着用を求められることがありました。今回、久しぶりにノーマスクでフットサルを楽しんだ感想は…。
村中さん:「今回はっきり、本人の自由みたいになって。皆でマスク外して、新鮮にできて楽しかったですね。人を見ながらって感じなんですけど、基本的に(マスクを)着けずにいこうかな」
■“マスク自由化”子どもには…あまり浸透せず
一方、都内の塾を取材すると、脱マスクに大人以上に慎重になっている子どもたちの姿がありました。その切実な理由とは…。
植田塾・植田一幸塾長:「個人の判断としています。先生は当分の間、マスクは外しませんから。皆さんはご自由に」
都内にある塾では、会話する際や英語の発音練習を行う時以外は、基本的にマスクの着用を個人の判断としています。
しかし、生徒を見てみると、全員の口元にはマスクが着用されていました。
小学6年生:「学校の皆は、まだ(マスク)着けているし」「前回の(授業の)時に、皆『(マスクを)着ける』って言ってたから、着けていこうと思った」
マスクの自由化は、子どもにはあまり浸透していないと話します。
植田塾長:「実際、外しても大丈夫だと話はしてはいるんですけど。やはり、ちゅうちょしてしまうと」
(「グッド!モーニング」2023年3月14日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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