【宮台真司さん襲撃事件】容疑者死亡のまま 殺人未遂容疑で書類送検へ

【宮台真司さん襲撃事件】容疑者死亡のまま 殺人未遂容疑で書類送検へ

【宮台真司さん襲撃事件】容疑者死亡のまま 殺人未遂容疑で書類送検へ

去年11月、東京・八王子市で東京都立大学教授の宮台真司さんが襲撃され重傷を負った事件で、警視庁は9日、事件後に死亡しているのが見つかった41歳の男を、容疑者死亡のまま書類送検する方針です。

この事件は、去年11月29日、東京都立大学南大沢キャンパスで、教授・宮台真司さんが男に刃物で首などを切りつけられるなどして重傷を負ったもので、男は現場から逃走していました。

警視庁は、防犯カメラの捜査などから、逃げた男が、去年12月に死亡しているのが見つかった神奈川県相模原市の倉光実容疑者(当時41)と特定し、捜査を進めてきました。

その後の捜査関係者への取材で、犯人が捨てたとみられるペットボトルから検出されたDNA型が倉光容疑者のものと一致したことや、防犯カメラの画像が矛盾しないことなどから、倉光容疑者が宮台さんを襲った疑いが強まったとして、警視庁は9日、容疑者死亡のまま書類送検する方針を固めたということです。

倉光容疑者は事件後に自殺したとみられ、自宅からは宮台さんが共著の書籍が1冊見つかっていますが、宮台さんとの接点はわからず、詳しい動機はわからないままです。
(2023年3月9日放送)

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