倒産の人気パン店が奇跡の復活 元職人ら集結!仰天リベンジ(2022年2月2日)
倒産から、わずか3カ月。奇跡の復活です。
先週、神奈川県伊勢原市に、ちょっとワケありのパン屋さんがオープンしました。その名も「リベルべ」。
ずらりと並んだ手作りパンは、およそ80種類。初日にもかかわらず、皆さん、大量買い。
実は、ここまで盛況なのには理由が・・・。
女性客:「突然、閉まったじゃないですか。お店の前に行って知ったので、びっくり」「閉店のお知らせの時は、2021年一番ショックなニュースでした」
去年11月、首都圏に28店舗を展開していた「ベルべ」が突然、倒産。500人以上いた従業員が職を失いました。
リベルべ店長・大田達哉さん(33):「『ベルベ倒産します。あしたから、もう仕事ないです』みたいな」
リベルべオーナー・小嶋亮さん(44):「圧倒的に驚いたのは(社長の)失踪ですね。ものすごくびっくりしました」
社長とは、いまだに連絡が取れないといいます。
この状況を何とかしたいと、立ち上がったのが小嶋亮さん。実は・・・。
リベルべオーナー・小嶋亮さん:「(社長の)義理の息子ですね。厳しい人だった。いまだにちょっと信じられない」
従業員であり、親族でもある。複雑な立場にある小嶋さんでしたが、批判も覚悟のうえで、新店舗のオープンを決意しました。
リベルべオーナー・小嶋亮さん:「ベルベを惜しむ声が本当に大きくて。私の考えに賛同してくれる仲間たちを集めることができた」
「ベルベ」の倒産からおよそ3カ月。元従業員20人と再出発することに。新店舗は「リベルベ」と名付けました。
リベルべオーナー・小嶋亮さん:「ものすごく迷ったんですね、正直。ベルベをリセットします、リスタートします、という意味合いを込めてリベルベとした」
ここで、思いもよらぬ事態が。
リベルべオーナー・小嶋亮さん:「一回、お店閉めます」
あまりの売れ行きにパンが足りなくなってしまったのです。
リベルべオーナー・小嶋亮さん:「お待たせしました」
小嶋さんたちが作ってきたパンは、地元にとって欠かせない存在となっていました。
女の子(7):「早く食べたい」
開店初日は2100個のパンが完売しました。
リベルべオーナー・小嶋亮さん:「お客様に喜んで頂ける品質を保ちながら、地域に根差すパン屋であり続けたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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