「（ダルビッシュさんは）何を聞いても答えていただける」大勢(2023年2月22日)
ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表「侍ジャパン」の大勢投手は22日の練習後、記者の質問に答えました。
Q：きょうのブルペンはどうだったか
大勢：変化球は序盤はよかったんですけど、後半少し抜けてるなっていうところを感じながら投げてました。
Q：どのような課題や目的をもってブルペンに入ったか
大勢：きょうは前回同様に下半身主導でというか、やってることをしっかりブルペンで投げれたらいいなっていうことでやってました。
Q：今の身体の状態は
大勢：順調にいけてるなと思います。
Q：ボールの感触はどうか
大勢：変化球を投げたりしてたんですけど、それはボールっていうよりかフォームが思うようにいってなかったので、そういうところかなと。ボールの方は大丈夫です。
Q：試合も始まってくるが、試行錯誤含めどのように調整したいか
大勢：試行錯誤っていうか、今まで通りやれたらいいなと思ってます。
Q：栗林良吏投手とブルペンに入っていたが、刺激を受けたり勉強になったことは
大勢：ご飯とかご一緒させていただいたりして、そういうときにいろいろルーティンだったりマウンドに上がるまでの準備の仕方や、1年目から2年目に入ったときにどういう入り方をしたとか、そういうことを聞けました。
きょうも横で見させていただいて、トラックマンのデータでも再現性が本当すごくて、ほとんどの球種を同じように投げれていたので、すごいなと改めて思いました。対戦したときに投げミスがないなと思ったので、こういうところから再現性が高いなと思って見てました。
Q：栗林投手と話していて、真似したい部分はあったか
大勢：僕には僕の良さ、栗林さんには栗林さんの良さがあって、またそれも全然違うと思うんで、全てを真似したいではないんですけど、ルーティンとかも見てたので…真似したいとかはないですかね。でも、トラックマンのデータでもそうですし、投げミスもほとんどないですし、再現率が高いんで、自分もああなっていかないと、栗林さんみたいなすごいピッチャーにはなれないなと改めて思いました。
Q：実力のあるピッチャーらとともに戦うことについては
大勢：本当にシーズン中は敵だったら嫌なピッチャーなんですけど、いざ味方ってなったら心強いです。だからこそ自分自身の『抑え』っていうこだわりは今現時点ではないので、任されたポジションをしっかりやりたいなって思います。本当にすごいピッチャーがいっぱいいるんで、その中で自分もまだ2年目なんで、負けないように結果出さないとなと思ってます。
Q：ダルビッシュ有投手に関して印象に残っていることは
大勢：何を聞いても答えていただけるというか、それだけ引き出しがすごくある方で、それだけ引き出しがあるからこそ、あんなすごい投手になってるんだなと改めて思いました。自分の課題である曲がり球だったり、そういうところのコツとか、自分の投げ方を見て、その中で合う投げ方とかコツを教えていただいたところが心強いなと思います。
僕もテレビで見てた方だったんで最初はやっぱり緊張したんですけど、ダルビッシュさんの方から声をかけて、やりやすい環境を作っていただいてるので、感謝しています。
Q：実戦も近づいている。今後どのように調整していきたいか
大勢：今、取り組んでいることとかを、しっかりマウンドで表現できればいいかなと思ってます。
Q：国際大会での抑え投手のイメージは
大勢：終盤にかけて試合もどんどん動くと思いますし、緊張感も高まってくるんで、そういった中で投げられてるのは、見てる側としても緊張感が伝わっていました。それがましてやWBCというお客さんの盛り上がり方も、日本ではない海外特有の盛り上がり方をして、異様な感じの中で抑えるのは難しいんだな、嫌な感じがするんだろうなとは思います。
Q：抑えを任された場合、どのようなピッチングをしたいか
大勢：しっかり3人で抑えることと、負けずに試合を終わらすことができればいいかなと思います。
Q：歓声がある中で投げることへの対策や心構えは
大勢：対策とか心構えはないですかね。でも純粋に、そういう中でもしっかり自分のやるべきことを明確にして投げれたらいいなと思います。
侍ジャパンとしての初実戦は25日、ソフトバンクとの強化試合を予定しています。 ※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。
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