宣言基準の病床50%超え 小池知事「さらに実効性ある重点措置」言及

宣言基準の病床50%超え 小池知事「さらに実効性ある重点措置」言及

宣言基準の病床50%超え 小池知事「さらに実効性ある重点措置」言及

きょう東京都が新たに発表した新型コロナの感染者は1万4445人。そして、注目されていた病床使用率は午後5時前の発表で50.7%に。東京都は、コロナ病床の使用率が50%に達した段階で、国に対し「緊急事態宣言の要請を検討する」としていましたが、きょう、小池知事は・・・

東京都 小池百合子知事
「さらに実効性のある重点措置を講じていくことが何よりも必要」

「さらに実効性のある重点措置」とは、緊急事態宣言とは違うのでしょうか?

東京都では、きょう、新型コロナ病床の使用率がついに50%を超えました。50%に達すると、国に対し「緊急事態宣言」の要請を検討するとしてきた東京都。どの段階で緊急事態宣言を出すべきかどうかを巡っては、国との間でせめぎ合いが続いています。

東京都 小池百合子知事(先月28日)
「分かりやすい基準を速やかにお示しいただきたいという旨、先ほど国に要望したところです」

小池知事は、これまで再三、オミクロン株の特性に合わせて緊急事態宣言を出す基準を改めて策定し直すよう国に要望してきました。きょう、山際大臣は・・・

山際大志郎 新型コロナ対策担当相
「(小池)知事がおっしゃっているのはですね、数値的なことも含めてもう少し明確化していただきたいってことではないかという風に思案しますが、各自治体、各地域において柔軟に対応ができるようにしておかないと」

現在国が示している基準の範囲内で東京都側が判断するよう押し返した形。こうした政府の対応をうけ、東京都も緊急事態宣言を要請する際の新たな基準を策定中であることが分かりました。病床使用率だけでなく、重症患者の数などを判断基準に加える方針で、今週中にも発表される見通しです。

東京都 小池百合子知事
「感染を止める、そして社会は止めない。さらに実効性のある重点措置を講じていくことが何よりも必要」

「さらなる実効性のある重点措置」とは、具体的にどんな措置なのでしょうか。(01日17:07)

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