監修シェフ「僕も原因を知りたい」 高島屋“ケーキ騒動”破損807件【スーパーJチャンネル】(2023年12月27日)

監修シェフ「僕も原因を知りたい」 高島屋“ケーキ騒動”破損807件【スーパーJチャンネル】(2023年12月27日)

監修シェフ「僕も原因を知りたい」 高島屋“ケーキ騒動”破損807件【スーパーJチャンネル】(2023年12月27日)

 クリスマスケーキが無残に崩れた状態で客に届いた問題で、27日、高島屋が会見しました。崩れたケーキは807件に上る一方、原因の特定は不可能としています。

■被害拡大も「原因特定は不可能」

 クリスマスイブの楽しいひと時のはずが、届いたケーキはぐちゃぐちゃ…。27日、クリスマスケーキを販売した高島屋が会見を開き、配送したケーキが崩れていた原因に言及しました。

高島屋 横山和久専務
「私ども商品の製造から配送の委託先に対して調査を行ったが、結果的に最終的にピンポイントで原因を特定するだけの明確な根拠を見出すことが不可能と判断した」

 問題のケーキはフランス料理店が監修し、菓子メーカーが製造、運送会社が配送したといいます。高島屋はそれぞれに確認を行ったが、原因は特定できないとしたのです。

 ケーキは5400円で、今年、約2900個がオンライン販売されました。高島屋には26日の午後8時までに1200件以上の苦情や問い合わせがあり、そのうち807件で破損を確認したといいます。

■監修シェフ「僕も原因知りたい」

 ケーキの監修をしたフランス料理店「レ・サンス」のオーナーシェフ・渡辺健善さんは高島屋の会見を見てこう話します。

フランス料理店「レ・サンス」 オーナーシェフ 渡辺健善さん
「一生懸命、高島屋さんが追及して調べたのは分かるが、あれだけのことだったので原因が分かると思っていたので、こういう形になってすごく残念。今も原因が知りたいです。工場も悲しいと、あんな状況で客に届けられるのは。悲しいし、従業員も泣いているよって」

 また、高島屋では「レ・サンス」が製造する「おせち」も販売したといいます。

高島屋 横山和久専務
「問題については、改めて本件を受けて私ども確認をした。直接おせち(料理)については『レ・サンス』が製造している。その製造の現場を弊社の職員も立ち会って確認を行っている。そのうえで、お届けに向けた今、準備を進めている次第です」

 高島屋は原因については特定できなかったと結論付け、「販売責任はすべて弊社にある」とし、取引先との関係強化によって再発防止につなげるとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事