奈良家裁も事件記録破棄 母親と弟、妹の3人を殺害 当時16歳の少年による放火殺人事件｜TBS NEWS DIG
各地の裁判所が重大な少年事件の記録を廃棄していた問題で、奈良家庭裁判所も放火殺人事件の記録を廃棄していたことがわかりました。
2006年に奈良県田原本町の自宅に火をつけ、母親と弟、妹の3人を殺害したとして、当時16歳の少年が中等少年院送致の保護処分を受けました。
少年事件の記録は、少年が26歳になるまで保存し、社会の耳目を集めた事件などは永久保存が義務付けられていますが、奈良家庭裁判所によりますと、この少年の記録を永久保存の対象とはせず、2017年にすべて廃棄したということです。「廃棄の理由や経緯は不明」としています。
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