野党“岸田増税”追及へ 立憲・維新の共闘強化(2023年1月25日)
国会では25日午後から衆議院で代表質問が行われ、与野党の論戦が始まります。野党側は、安全保障政策や“防衛増税”などについて岸田総理大臣をただす考えです。
(政治部・森本優記者報告)
立憲民主党は、増税を行うのであれば、衆院選で「国民の信」を問うよう厳しく迫ります。
立憲民主党・安住国対委員長:「非常に生活が厳しくなってる方多いなかで、なぜ今の時点で防衛増税。説明を総理にしてもらって、いかにそれが世論とずれているのかというのを国民の皆さんに論戦を通じて分かってもらいたい」
代表質問に立つ泉代表は、安保政策の大転換により政府が保有を決めた「反撃能力」について、「専守防衛」との整合性を問いただす方針です。
また、この国会について、立憲の幹部は「野党全党で少しでも勢力を大きくして挑む」と強調し、日本維新の会をはじめ連携を強化して、岸田政権に対峙(たいじ)します。
4月の統一地方選挙を目前に控えるなか、野党側は、国民の期待を集められるかが焦点となる国会となりそうです。
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