強烈寒波…自宅前に人の高さ超え“雪山20t” 除雪に密着 住宅街ならでは“難点”も【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年1月24日)

強烈寒波…自宅前に人の高さ超え“雪山20t” 除雪に密着 住宅街ならでは“難点”も【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年1月24日)

強烈寒波…自宅前に人の高さ超え“雪山20t” 除雪に密着 住宅街ならでは“難点”も【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年1月24日)

 気象庁と国交省は23日、「大雪に対する緊急発表」を行いました。全国的に10年に一度の低温になる可能性があり、大雪の場合は不要不急の外出を控えるよう呼び掛けました。

■自宅前に“雪山20トン”…除雪に密着

 21日、再び大雪となった札幌市内。住宅が多く立ち並ぶ北区では、除雪された雪がそのまま残り、雪山だらけに…。この地区の除雪・排雪を行っている業者は、次のように話します。

 株式会社T.K.R 北橋透工場長:「(Q.どうですか?この時期としては?)まだ、本降りというのが少ないので。これから、まだいっぱい降るんじゃないかなとは思います」

 企業や年間契約している住宅以外でも、スポットで除雪・排雪の依頼を引き受けている札幌市内の業者。除雪車で向かった先は…。

 業者:「あのラインくらいは、雪なくしてほしい?」
 依頼者:「そうですね」

 北区在住の三浦康弘さん。自宅前には、人の高さを優に超える雪山があります。

 三浦さん:「オール電化なんですけど、電気代も高くなってるし。ガスに切り替えちゃおうかっていうことで、大々的に工事に。外の工事も、まだちょっとあるんですよ。それもあいまって、きょう排雪業者さんをお願いした感じですね」

 ガスの給湯器などの工事をするために、この雪山を排雪したいという三浦さん。依頼内容は11トントラック2台分の排雪。1台あたり約1万8000円。2台分合わせておよそ3万6000円です。

■住宅8軒で…トラック16台分“約180トン”

 住宅街ならではの難点。それは、自宅前まで11トントラックを移動する道幅がないということ。そのため、100メートルほど離れた場所に止めてあるトラックまで、何度も往復して雪を運び出さなければなりません。

 作業開始から50分。あっという間に、2台目のトラックも雪がいっぱいになりました。果たして、あの雪山はなくなったのでしょうか?

 家の前の雪をすべて取り除くことはできなかったものの、ガスメーターを取り付ける部分はしっかり除雪されました。

 業者:「だいぶ(雪)ありますもんね」
 三浦さん:「気持ち良いです。ありがたいです」

 北橋工場長:「(Q.寒波がまた来るから?)そうですね。電話とか来るんですけど、大雪が降る前に、ちょっときれいにしたいという声は、ありますね」

 23日だけで北区の住宅を8軒回り、排雪した雪は11トントラック16台分。およそ180トンにも上ったといいます。

■都内でも雪 過去に“水道管”トラブルも

 23日は、東京都内でも、雪が降り始めました。

 最低気温2.2℃と冷え込んだ練馬区では、通勤時間帯に雪が降りました。

 今回の寒波で注意が必要なのは、雪だけではありません。

 気象庁担当者:「最低気温が全国的に10年に一度程度の気温になるとみています。水道管、水道の施設等が凍結等によって、被害を受ける可能性もあるので。十分に注意、準備備えをして頂きたいと考えています」

 10年に一度の寒さとは、どんな寒さなのでしょうか?

 25日、東京の予想最低気温はマイナス2℃。5年前の2018年では、48年ぶりにマイナス4℃を観測。都内各地では、水道管が凍結し、水が出なくなったり破裂するなどのトラブルが相次ぎました。

 住民(2018年1月):「(Q.水道出ない?)出ないよ、ほら」

 壊れていた水道管ですが、中に氷が入っているのが分かります。水が中で凍ってしまい膨張して、水道管が破裂するということです。

 この時、東京都水道局への問い合わせは、2100件を超えたのです。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年1月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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