トルコ大地震 死者2800人超 多くの建物倒壊 住民「まだ取り残された人が…」(2023年2月7日)
トルコで発生した地震で、これまでに2800人以上が死亡し、多くの建物が倒壊しました。大きな地震は続いていて、予断を許さない状況です。
■建物倒壊 住民「まだ取り残された人が…」
トルコ南東部。古い街並みは、一瞬でがれきと化しました。
画面後方で倒壊する建物、飛び散ったがれきや粉じんが、市民に襲い掛かります。振り返ると、土煙がすぐそこまで迫っていました。
6日午前4時すぎ、夜明け前の街を襲った巨大地震。地震の規模を示すマグニチュードは7.8。これは、1万7000人以上が亡くなった1999年の地震を上回る規模です。
突然、崩壊するがれきの山。慌てて人々が離れます。
住民:「まだ、がれきの下に取り残されている人たちがいます。この建物には、親しい友人たちも住んでいたんです。子どもたちは救出できたようなんですが、娘さんの腕の骨が折れていたそうです」
■取材中に“揺れ”…日本人女性 緊迫の避難
トルコ在住・落合リザさん(34):「いきなり横揺れ、円を描くように揺れ出した。すごい強い揺れで、建物が崩れるんじゃないかと思って」
トルコを拠点に、バレリーナとして活動している落合さん。震源地からおよそ250キロ離れた町、メルシンに住んでいます。このインタビュー中に突然…。
落合さん:「揺れてる、揺れてる、やばい。結構でかいな。ちょっと待って下さい。出たほうがいいかもしれない。やばい、やばい、ちょっと待って」
6日午後1時すぎ、トルコ南部を再び、マグニチュード7.5の大きな地震が襲ったのです。
落合さんは、安全を確保するためマンションの外へ避難しました。
これまでに、トルコとシリア合わせて2800人以上の死亡が確認されました。
(「グッド!モーニング」2023年2月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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