「止まれ!あ~っ!!」ブレーキ利かず衝突…アイスバーンの恐怖を体験取材(2023年1月21日)
来週火曜日から木曜日ごろにかけて、10年に一度レベルの寒波が襲来する見通しで、東京都心でも気温が-3℃まで下がる予想となっています。
氷点下の冷え込みで注意すべきなのが、 凍った路面「アイスバーン」による事故です。そこで、雪道講習を行う自動車学校に協力をお願いし、「アイスバーン」の危険性を検証しました。雪道での運転経験のない番組スタッフが体験します。
滑らかな石の路面に水をまき「アイスバーン」を再現したコースを時速35キロで走行し、投げ込まれたバランスボールの手前で停止できるのか検証します。
(自動車学校の担当者)「はい、ブレーキ」
(番組スタッフ)「止まれ!あ~っ!!」
車は、止まれずバランスボールに衝突。
番組スタッフ
「めちゃくちゃ怖かったです」
寒河江自動車学校 業務部長 青柳洋司さん
「ボールがもしも自転車か何かでしたら、本当にそれを跳ね飛ばしたというところですね。どのくらい滑るかがよくわからない方にとっては、まったく異次元のスリップの仕方を起こしてしまいます」
さらに、もっと危険なのが、“ブラックアイスバーン”です。
寒河江自動車学校 業務部長 青柳洋司さん
「雨が降るとアスファルトが濡れて黒く見える。これがマイナス何℃という冷え込みがやってくると、路面上の水分が凍ってしまうわけです。これがまさにブラックアイスバーン」
JAFの実験動画。2つの路面は、同じように見えますが…。同時にブレーキを踏んでも、ブラックアイスバーンの路面は止まれません。制動距離に50m以上の差が出ました。
寒河江自動車学校 業務部長 青柳洋司さん
「都心部の雪が溶けたあとに冷え込みがきますと、夜間とか、よく起きるのは早朝ですね。橋は地熱の影響を受けにくいので、道路よりも先に凍り始める。橋を渡るときは特に“ブラックアイスバーン”に気を付けてもらいたい」
サタデーステーション 1月21日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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