実質賃金、8カ月連続減 給与増えれど物価高で目減り(2023年1月6日)
労働者1人あたりの去年11月の実質賃金が前の年から3.8%減少し、8年6カ月ぶりの下落率となったことが分かりました。物価の上昇に追い付かない形です。
厚生労働省によりますと、去年11月の残業代などを含めた労働者1人あたりの現金給与の総額は28万3895円でした。
前の年の同じ月と比べて0.5%増え、11カ月連続の上昇となりました。
物価の上昇を反映した実質賃金は前の年の同じ月から3.8%減り、8カ月連続で減少しました。
3.8%の減少は、8年6カ月ぶりの下落率です。
厚労省は「賃金は伸びているものの、物価の上昇に賃金が追い付いていない」と分析しています。
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