なぜ弁護士が提訴?“司法と国民の架け橋”「法テラス」(2023年2月21日)

なぜ弁護士が提訴?“司法と国民の架け橋”「法テラス」(2023年2月21日)

なぜ弁護士が提訴?“司法と国民の架け橋”「法テラス」(2023年2月21日)

 最近、テレビCMでも目にするようになった「法テラス」。借金や離婚、DVなど様々な法的トラブルを抱えているけど「どこに相談したらいいか分からない」という人に弁護士や司法書士を紹介してくれる、国が作った相談窓口です。

 掲げられた理念は「司法と国民の架け橋」。その法テラス、利用者には大きなメリットが…。

 収入が少ない人や生活保護を受ける人に対して弁護士費用を免除してくれたり、費用を立て替えてくれたりする制度があるのです。

 経済的に苦しい人の強い味方のはずの法テラス。そこを相手取り、裁判を起こした弁護士がいます。

 実は、相談者が弁護士に払う費用には「着手金・実費・成功報酬」などがありますが、生活が苦しい人に関しては、これらの費用を法テラスが立替えて弁護士に払ってくれていました。

 依頼者は、それを月々少しずつ法テラスに返済していけばよかったのですが…。今回の件では、成功報酬について相談者が弁護士に直接払えということに…。

 返済期間は短くなるものの月々の返済額が上がり、ただでさえ苦しい生活がさらに圧迫されるというのです。

 司法と国民の架け橋になるべき法テラスに一体何が起きているのか。法律は弱者の味方ではないのか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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