ペレ氏葬儀 FIFA会長が棺のそばで“自撮り” 批判殺到に釈明(2023年1月4日)

ペレ氏葬儀 FIFA会長が棺のそばで“自撮り” 批判殺到に釈明(2023年1月4日)

ペレ氏葬儀 FIFA会長が棺のそばで“自撮り” 批判殺到に釈明(2023年1月4日)

 先月29日に亡くなった“サッカーの王様”・ペレ氏(82)の棺(ひつぎ)はスタジアムに安置されました。ペレ氏の弔問には23万人以上の人が訪れ、最後の別れを惜しみました。

 ブラジル国旗に覆われたペレ氏の棺は今月3日、消防車でスタジアムを出発しました。拍手を送り、旗を振ったり、棺を乗せた消防車の後ろを追い掛けるファンの姿もありました。

 見送りに来たファン:「このような別れをする心の準備はできていません」

 サッカー界で最も偉大な選手の一人と称されるペレ氏。葬儀にはこの人も出席しました。FIFA=国際サッカー連盟のインファンティーノ会長です。

 FIFA、インファンティーノ会長:「FIFAとして王様・ペレ氏に敬意を表します。我々は世界中のすべての国のスタジアムにペレ氏の名前を付けるよう依頼するつもりです」

 ペレ氏の功績を称えたインファンティーノ会長。出席した人と順番に記念撮影に応じていました。ところが、会長のある“振る舞い”に非難が殺到する事態に。

 それがこの映像です。ペレ氏の棺のすぐそばで会長が参列者とにこやかに“自撮り”をしています。こうした行為に海外メディアは…。

 イタリア、il Fatto Quotidiano:「ペレの遺体の横で笑顔で自撮りする、なんという恥さらし」
 フランス、FOOT MERCATO:「国民的英雄の最後は…インファンティーノによって台無しにされた」

 FIFA会長のあまりにも不謹慎とも捉えられる行動が問題視されるなか、本人が自身のインスタグラムに写真を掲載し反論しました。

 FIFA、インファンティーノ会長のコメント:「自撮りや写真を撮ったことで、一部の人たちから批判されていることを知り、ショックを受けています。偉大なペレ氏のチームメートや家族から、一緒に写真を撮ってもいいかと尋ねられ、私はすぐに同意しました」

 インファンティーノ会長は、ペレ氏のチームメートから「全員が一緒に写る自撮りをしたいがどうすればいいのか分からない」と言われ、自分が撮影することになったと釈明しました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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