「目つき悪い」一重を生かしたメイクなどで注目 個性生かし目指す姿へ(2023年2月2日)
コンプレックスをチャームポイントに。「目付きが悪い」と言われた一重を生かしたメイクやファッションで今、注目を集める女性がいます。
着物姿の凛としたたたずまい。目を引くのは、目尻から大きくはね上げるように引かれた黒のアイラインと赤いアイシャドウ。目元を強調するように前髪は短く切りそろえ、眉毛はすべてそり上げています。
和歌山県に住む川端美由さん（21）は独学のメイクやファッションをSNSで発信しています。成人式の着物で関心を強めたという和をベースにした独自のスタイルを築き、古着店のCMにも抜擢（ばってき）されました。
川端美由さん：「一重だから『目付き悪い』『性格悪そう』と言われる。一重でも見せ方によっては自信になる。コンプレックスもチャームポイントに変えられる」
コンプレックスを克服し、自信を持てるようになったきっかけはSNSでした。
川端美由さん：「『人に何言われていても言われそうな見た目だけど、それを貫いているのを見たら自信が出た』とコメントをよくもらったので、そこまで影響を与えられる人間だと思っていなかったので『そんなすごいんや』みたいな」
クールな印象とは裏腹に、素顔はおしゃべりが好きで笑顔の似合う20代の女性。個性を生かして目指す姿があります。
川端美由さん：「自分は一人しかいないから自分が『かわいい』『好き』『かっこいい』と思ったものを美由のことを見て『表現したい』と思ってもらいたい。元気を与えられる人間になれたらうれしい」
心ないコメントがあっても発信を続けられるのは、家族や友人の応援があるからです。考え方を変えて見つけた「自分らしさ」を表現をすることを楽しんでいます。
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