中国で巨額預金出金停止 多数の容疑者を拘束(2022年6月18日)
中国の銀行で8000億円規模の預金が引き出せない事態が続くなか、警察当局は「銀行を利用した重大犯罪の疑い」で多数の容疑者を拘束したと発表しました。
投資会社「河南新財富集団」傘下の複数の地方銀行は、河南省や安徽省などの農村地域を中心に8000億円規模の預金を集めました。
この巨額の預金が4月から引き出せなくなっています。
こうしたなか、警察当局は18日、投資会社を支配していた人物を主犯格とするグループに「銀行を利用した重大犯罪の疑いがある」と発表しました。
多数の容疑者を拘束したことを明らかにし、事件に関わる資産や資金を差し押さえたとしています。
この投資会社には違法な集金や使い込みの指摘が出ていて、警察当局は主犯格の人物の行方を追うとともに事件の全容解明を進める方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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