「すごく耐えた」外国人観光客戻るも懸念が…3年ぶり“行動制限なし”の年末(2022年12月28日)

「すごく耐えた」外国人観光客戻るも懸念が…3年ぶり“行動制限なし”の年末(2022年12月28日)

「すごく耐えた」外国人観光客戻るも懸念が…3年ぶり“行動制限なし”の年末(2022年12月28日)

今年は3年ぶりの行動制限のない年末年始です。

出国のピークを迎えた成田空港。年末年始の国際線利用者は、前のシーズンの12倍以上に増える見通しですが、これでもコロナ前の約半分です。

福岡空港の保安検査場のゲート前では、フロアをぐるっと囲むような行列ができました。原因は、保安検査員の不足。コロナ禍で検査員が減ったなか、急増した利用者への対応が追いつかないのです。
韓国へ旅行の女性:「すごい列ですね。友だちがまだ来ていないんですけど、早めに並ばないと不安」
韓国へ旅行の男性:「(海外は)3年ぶりなので本当に久しぶりなので楽しみたい」
韓国へ旅行の女性:「大学生になって初めての海外で、ワクワクで、全然、寝れなかった」

入国制限の緩和から2カ月。東京・浅草には、かつて見た年の瀬の光景が戻ってきました。多くの外国人観光客の姿があります。
ドバイから来た家族:「文化を守りながら先進的でもある日本はとても素晴らしいです」

人形焼『三鳩堂』・齋木隆さん:「我々も3年近く、すごく耐えてきたんです。この通りに人が、1~2人しかいないときにも、皆さん店を開けて、スタッフも頑張ってくれた。やっといまになって、こうやって戻って来ていただいて。やはり浅草なので、世界的な観光名所だと思う」

和をコンセプトにした宿泊施設。年末年始の予約のうち、9割が外国人だといいます。
オーストラリアからの観光客:「4年前の来日から計画していて、ずっと楽しみにしてました」
オーストラリアからの観光客:「ここに泊れる興奮でいっぱいです」

茶室ryokan・石川裕芳代表:「当初のコンセプトは、海外の方に日本の文化をだったので、日本のお客さまに加えて外国のお客さまに来ていただくことは、我々としては本望というか、元の立ち位置に立てたなと」

しかし、手放しでは喜べません。
茶室ryokan・石川裕芳代表:「今は急激にお客さまが増えている状況ですし、同じように従業員、アルバイトの働く頻度を増やすってことはなかなか難しい」

一方で、賑わう東京都内を離れて、年末年始を地方で過ごす人も増えています。
仙台に帰省の会社員(31):「(Q.帰省のためにキャリーを持って職場に行ける)前だったら『え?え?』みたいな反応もあったかもしれないが、何もなかった。世の中が開放的になってるというか」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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