中国産ゴボウ「青森産」とウソ 10年以上?…土まぶし細工 取引業者怒り「訴訟検討」(2022年12月27日)
10年以上にわたり、中国産のゴボウを国産とウソを付いていた疑いです。業者は、バレないように輸入後に土をまぶすなどの細工もしていたとみられています。
■ゴボウは…九州や四国などの業者に
「新鮮 土付きごぼう」と表示され、栽培地の欄には「青森県産」と書かれています。
しかし、これがウソで、中国産である疑いが浮上しています。しかも、偽って販売していた期間が10年以上に上るとみられます。
偽装の疑いが指摘されているのは、鹿児島県の青果卸売業者「毛利商店」。取引業者は、“信頼していた”と話します。
北九州青果の担当者:「こちらが毛利商店の問題となっている偽装のゴボウです」「(Q.まさに青森産と書かれているんですが…)裏切られたなという思いですね」
ゴボウは、九州や四国などの業者に卸されていました。
中国産のゴボウは検疫のため、土が付いたままでは輸入できません。そのため、輸入後に土をまぶして、国産と偽り、出荷していたということです。
■取引業者は怒り「当然訴訟を検討」
毛利商店の社長は、次のように話しているということです。
毛利商店の社長:「(Q.偽装はあったのですか?)はい、そうです。今後は補償などが問題になるでしょう」
取引業者は、怒りをあらわにしました。
北九州青果の担当者:「こちらの商品を『国産』と信じて、召し上がって頂いたお客様を考えると、怒りの気持ちが強いです。当然、訴訟を検討しているところですが。まずは、毛利商店にしっかりと消費者の皆様に謝罪してもらいたい」
偽装されたゴボウは現在、回収作業が進められています。
(「グッド!モーニング」2022年12月27日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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