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毒性はフグの“数十倍”…石川の港に「ソウシハギ」(2022年12月27日)
25日、石川県志賀町の福浦港で見つかった魚です。
手前の1匹は体長およそ30センチ、尾びれが長く、体全体に黒い斑点があります。海岸の清掃作業中に見つけたという地元漁師は、こう話します。
中町豊さん:「カワハギにしては魚体も大きいし、尾びれも非常に長くて、斑点がいっぱいあって、毒性のあるあの魚だとすぐ分かった」
魚はカワハギの仲間で、内臓に猛毒を持つ「ソウシハギ」であることが分かりました。
■「筋肉痛」「呼吸困難」 死亡することも…
のとじま水族館・高橋勲さん:「ソウシハギは、元々は暖かい南のほうの海に住んでる魚で。ただ、石川県のほうでは秋の終わりから冬の初めにかけて、暖かい対馬海流に乗って、この辺までやって来ることが確認されている魚だ。個体なり部位によっては、フグよりもかなり強い毒性を持っても不思議ではない。(フグの)数十倍近くの毒性があると言われている」
間違って食べた場合、筋肉痛や呼吸困難などを起こし、最悪の場合には死亡することもあるといいます。
ソウシハギが見つかったのは、釣り人などもよく訪れる場所で、水族館では注意を呼び掛けています。
高橋さん:「海岸等で見つけても、触ったり持ち帰って食べたりしないように注意してほしいと思う」
(「グッド!モーニング」2022年12月27日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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