「身を切る改革」大阪・交野市長 “机オークション”市議から批判も…結果は50万円(2022年12月1日)
財政難にあえぐ大阪府交野市の山本景市長の「身を切る改革」。
山本市長:「50年前の昔のイスであり、買い替えるには税金がかかるため、私の身を切る覚悟を示す」
市長室の机やイスなど4点をネットオークションに出品しました。
山本市長の考えは、こうです。
山本市長:「今なお、土地開発公社の負債の残高は61億円に上り、買い戻した土地開発公社にかかる負債も合わせて、140億近い残高があるというのが、交野市の今の財政の実態。市長は質素倹約して、市民の皆様に、これから交野の財政再建や市政にあたるという印象を伝えられるのではと」
売却金は市の一般会計に計上されるとして、あくまで「交野市のため」と話す市長に対し、先月29日、市議からは「パフォーマンスだ」と批判の声も上がっています。
久保田哲交野市議:「最初に手をつけるのは、そこじゃないやろなと思う。他に、もっとやることあるだろうと。我々の中では、もっと大きなお金を動かしてほしい」
29日午後1時に締め切られたオークション。結果、予定価格の5倍の50万円で入札が終了しました。
「身を切る改革」につながったでしょうか。市民の思いを聞きました。
交野市民:「悪いことではないと思うけど、余計なことをしすぎていることはあると思う」「(Q.オークションの結果が出て、50万円…)えっ!?すごいな。ちょっと、走りすぎるところもあるけど、前の市長と全然違うことをやっておられるので、それはそれでいいと思います」
(「グッド!モーニング」2022年12月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く