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「夫は守ってもらえなかった、だけど佐川さんは守ってもらえるんだ」森友公文書改ざん 元職員の妻の訴え棄却…“個人責任”認めず|TBS NEWS DIG
森友学園をめぐる公文書の改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員の妻が、財務省の元理財局長に対し、損害賠償を求めた裁判。大阪地裁は、訴えを退ける判決を言い渡しました。
近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんは、森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを命じられたことを苦に4年前、自殺しました。
安倍晋三元総理(2017年)
「私や妻が関係していたということになれば、私は総理大臣も国会議員も辞めるということを、はっきりと申し上げておきたい」
この国会答弁に端を発し、当時の佐川宣寿理財局長や、その部下らの“忖度”によって、改ざんは進められたとされています。
その末端にいたのが、俊夫さんでした。“死の真相を知りたい”。妻の雅子さんは国と佐川氏に対し、損害賠償を求める訴えを起こしました。
赤木雅子さん
「夫は、なぜ死ななきゃいけなかったのか知りたかった。死ぬようなことを何でしなきゃいけなかったのか」
去年6月には、俊夫さんが改ざんのいきさつを書き残した「赤木ファイル」が開示され、一歩進んだかに思われましたが、去年12月、国側が突如、賠償金を全額支払う意思を示し、一方的に裁判を終わらせたのです。
唯一残された、佐川氏との裁判。佐川氏側は「個人ではなく国が賠償責任を負う」として、訴えを退けるよう求めていました。
そして、きょう。
「主文、原告の請求を棄却する」
大阪地裁は判決理由について、「国が責任を負うべきもので、個人としての賠償責任は負わない」とし、佐川氏について「謝罪や説明の義務も、道義上はともかくとして、法的根拠はない」としました。
俊夫さんのマフラーを身に着け、取材に応じた雅子さんは。
赤木雅子さん
「もう残念でならないです。夫は守ってもらえなかった、法律に守ってもらえなかった。だけど佐川さんは法律で守ってもらえるんだ、理不尽だなって感じました」
雅子さん側は控訴する方針です。
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